11月3日に迫ったアメリカ大統領選まで、ついに一週間を切りました。
アメリカの大統領選、実は国民が直接大統領候補に投票するのではなく、Electral College方式で選出されています。
まず、国民は投票で各州ごとの「勝者」を選出します。ほとんどの州では、勝者となった候補者がその州のエレクトラカレッジをすべて獲得していきます。
エレクトラルカレッジとは日本語で「選挙人団」で、人数は異なるものの各州に選挙人団が設定され、最多のカリフォルニアは55人、最も少ない州は3人で構成され、合計は538人です。
大統領に選出されるためには、この538人のうちの過半数である270人を獲得しなければなりません。
前回の2016年では約6500万人がヒラリー・クリントンに投票し、総投票では300万票の差をトランプにつけていたものの、選挙人数で304人を獲得したトランプが大統領に選出されています。
この制度では国民の声が反映されていないとの批判の声も多くありますがが、今回の投票は前回とどう異なっていくのか注目したいものです。